高度先進医療の積極的な導入について

近年、高度先進医療の導入が多くの医療機関で図られています。新しく研究開発が進む先進医療は、臨床が必要になります。そのため、特定の医療機関で臨床が始まり、患者の治療に役立てられ、そしてその結果が広く伝えられることで医療技術の向上に結び付くといわれています。
しかし、残念ながら保険の適用、あるいは混合診療という医学とは離れた土俵でこれらの先進医療が語られる機会が増えているようです。本来、病気で苦しむ患者やその家族を助けるのが医学であり医療技術のはずです。しかし現実では、医学界、医師会、監督官庁そして保険業界といった利害関係者がお互いをけん制しあう状況が続いているようです。
今の先進医療も10年後、20年後には一般の治療方法になっているかもしれません。それなら、いまそこで苦しんでいる患者をできるだけ早く助けることを優先した施策が一番大切なのではないでしょうか。がんを始め、脳梗塞などの脳疾患、心臓・循環器疾患などの治療に導入される先進医療技術は日々進化しています。患者の命を救い、後遺症の軽減に努めるためには今後も積極的な先進医療の導入が必要になることでしょう。できるだけ多くの医療機関が高度先進医療を提供できるようになり、出来るだけ多くの患者が費用負担の心配をすることなく安心してそれらの治療を受けられるような医療体制が求められています。
少子高齢化が急速に進む日本では、今後ますます医療現場の負担が増加するといわれています。高度先進医療の進歩に負けないような医療行政の進化が必要になってくるのではないでしょうか。

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